寝落ちもちもちとは、通話中に眠りについてしまう現象を指すネットスラングです。
しかし「寝落ちもちもちは誰が言い出した?」という疑問を抱える人も多いのではないでしょうか。
特定の人物が発信した言葉なのか、それとも自然に生まれた言葉なのか気になるところです。
この記事では、寝落ちもちもちの由来や意味、広まった背景について詳しく解説します。
また、言葉が使われ始めた時期や関連するネット文化、寝落ち通話との関係についてもまとめました。
寝落ちもちもちに関する疑問を解消し、言葉の背景や使われ方を理解できる内容となっています。
ネットで話題になっているこの言葉について、初めての方でも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 寝落ちもちもちが自然発生的に広まったこと
- 「寝落ち」の語源や由来について
- 「もちもち」が「もしもし」の変化形であること
- ネット文化や無料通話アプリが普及の背景にあること
寝落ちもちもちは誰が言い出した?由来を解説
- 寝落ちもちもちは誰が言い出した?
- 「寝落ち」の語源は?
- 「寝落ちもちもち」の「もちもち」の意味は?
- 寝落ち通話はいつから始まった?
- 寝落ちもちもちはいつ使われ始めたのか?
- 寝落ちもちもちが気持ち悪い?否定派の意見
- 寝落ちもちもちの対義語は何?
寝落ちもちもちは誰が言い出した?
これは、特定の人物や団体が発信したというより、自然発生的にネットユーザーの間で広がっていった言葉だからです。
もともと「寝落ち通話」という言葉が存在し、通話中に眠りについてしまう状況を表していました。
その後、オンラインコミュニケーションの普及に伴い、若者を中心にネットスラングとして「寝落ちもちもち」という表現が使われるようになったのです。
2010年代中頃にはSkypeやLINEなど無料通話アプリが広がり、深夜まで友人や恋人と通話を続ける人が増えました。
その中で「寝落ち通話」の名称が進化し「もしもし」が可愛らしい言葉に変化して「もちもち」となったと考えられます。
「寝落ち」の語源は?
「寝落ち」という言葉の起源は、元々オンラインゲームやアマチュア無線の世界から来ていると言われています。
インターネットが普及する以前、アマチュア無線では長時間の通信が行われることがあり、途中で寝てしまい通信が途切れることがありました。
こうした現象が「寝落ち」という言葉の始まりだとされています。
その後、2000年代に入るとオンラインゲームが広がり、チャットやボイス通話中にプレイヤーが寝てしまう現象が増えました。
この状況も「寝落ち」と呼ばれ、ネットユーザーの間で一般的な用語になっていきます。
現在では、ゲームや通話に限らず、何かの作業中にうっかり眠ってしまうことを広く「寝落ち」と呼ぶようになりました。
「寝落ちもちもち」の「もちもち」の意味は?
「寝落ちもちもち」の「もちもち」は、元々「もしもし」という電話の挨拶が変化したものです。
眠気や寝ぼけた状態で言葉が正確に発音できない様子から「もしもし」が「もちもち」へと変わっていったと考えられます。
深夜に通話を続けていると、相手が眠くなり、寝ぼけた声で「もしもし…?」と呟くことがあります。
これが可愛らしく聞こえることから、ネットユーザーの間で「もちもち」と言い換えられるようになりました。
また「もちもち」という言葉自体には、柔らかく、親しみやすい印象があります。
電話相手との関係性が親密であることや、リラックスした状態を示す言葉としても使われるようになったのです。
寝落ち通話はいつから始まった?
寝落ち通話が始まったのは、無料通話アプリが普及した2010年代とされています。
それ以前は、電話代が高額になることから長時間の通話は難しく、寝落ち通話のような文化は広がりませんでした。
SkypeやLINEが登場し、通話料を気にせず無料で長時間会話ができるようになると、若者の間で深夜の通話が流行し始めます。
こうした背景から、通話中に眠りについてしまう「寝落ち通話」という現象が増えていきました。
また、オンラインゲームやSNSが普及したことで、リアルで会ったことがない人同士でも親密なコミュニケーションが取れるようになります。
これにより、友人や恋人だけでなく、ネット上の知人とも寝落ち通話を楽しむ文化が生まれました。
寝落ちもちもちはいつ使われ始めたのか?
寝落ちもちもちは、2010年代中頃から使われ始めたとされています。
背景には、前章で紹介した「無料通話アプリの普及」と「SNS文化の発展」が大きく影響しています。
この時期、SkypeやLINEといった無料で通話できるアプリが登場し、長時間の通話が気軽に楽しめるようになりました。
特に深夜まで通話を続ける若者の間で、寝落ち通話が自然な現象となったのです。
さらに、SNSや動画配信サービスの普及により「寝落ち通話」に関連する言葉が広がり、可愛らしい響きの「寝落ちもちもち」という表現が浸透しました。
初めは限られたネットユーザー間のスラングでしたが、次第に広がり多くの人に知られる言葉になったのです。
寝落ちもちもちが気持ち悪い?否定派の意見
寝落ちもちもちに対して否定的な意見も存在します。
その理由として、相手との距離感やプライバシーへの不安を感じる人が少なくないからです。
「通話を切るタイミングが分からず気まずい」「相手の寝息やいびきが聞こえて不快」といった意見が挙げられます。
また、過度に長時間の通話が続くことで、睡眠不足になったり、スマホの充電切れを招いたりすることも問題視されています。
親しい関係でなければ不自然に感じられることもあり「気持ち悪い」と捉える人も一定数存在します。
寝落ちもちもちの対義語は何?
寝落ちもちもちの対義語として挙げられるのは「飛び起きる」や「覚醒状態」です。
これらの言葉は、寝落ちしてしまう状態とは正反対の意味を持っています。
「飛び起きる」は、突然目が覚めて慌てて起きる様子を指します。
アラーム音や予想外の出来事に驚いて、目を覚ますときに使われる表現です。
「覚醒状態」は、眠気がなく頭が冴えている状態を示し、寝落ちするどころか眠れない状況とも言えます。
寝落ちもちもちは誰が言い出した?流行の背景
- もちもち電話とはなに?
- 寝落ちもちもちのやり方と注意点
- 寝落ちもちもちの切るタイミングは?
- 寝落ちもちもち:起きたらカチカチ問題とは?
- 寝落ちもちもち:にじさんじとフレンの関係
- 寝落ちもちもちあっといちとは?
もちもち電話とはなに?
もちもち電話とは、通話中に寝落ちしてしまう現象を可愛らしい言葉で表現したネットスラングです。
「もちもち」という言葉は、寝ぼけて「もしもし」と言葉を曖昧に発音する様子が由来となっています。
この言葉は主に若者の間で使われ、恋人や親しい友人との通話において、お互いがリラックスしすぎて眠りについてしまう状況を指します。
SNSやオンラインゲームの普及が進む中で、リアルタイムでのコミュニケーションを続ける一方、心地よさから寝落ちすることが日常的なものとなったのです。
一方で、もちもち電話には注意点もあります。
長時間の通話は睡眠の質を下げたり、スマホのバッテリーを消耗させたりするため、頻繁に行うことはおすすめされません。
寝落ちもちもちのやり方と注意点
寝落ちもちもちは、通話をつなげたまま寝落ちする行為です。
相手との距離感を縮めたり、安心感を得たりする一方で、やり方や注意点に気をつけないとトラブルになることもあります。
やり方としては、次の手順が基本です。
- 信頼できる相手を選ぶ
通話相手は、恋人や親しい友人など信頼できる人に限定することが重要です。寝落ちは無防備な状態になるため、不快に感じない関係性が必要です。 - 事前に合意をとる
相手も寝落ち通話に同意していることを確認します。「寝落ち通話しよう」などと事前に提案することで、不快感や誤解を避けられます。 - 通話機器の準備を整える
バッテリー残量の確認やイヤホンの使用など、通話環境を整えましょう。スマホは事前に充電し、有線イヤホンならコードが絡まらないよう配置に注意します。
注意点も見逃せません。
長時間の通話は睡眠の質を下げることがあるため、頻度を控えめにすることが大切です。
さらに、通話中の寝息やいびきが相手に聞こえてしまう場合もあります。
これを避けたいなら、寝る直前にマイクをオフにする工夫が必要です。
寝落ちもちもちの切るタイミングは?
寝落ちもちもちで通話を「切るタイミング」は、多くの人が迷うポイントです。
タイミングを見誤ると相手を不快にさせる可能性もあるため、自然な切り方を心がけることが大切です。
適切なタイミングとしては、以下の方法が挙げられます。
- 相手の寝息や無反応を確認する
相手が寝ていると感じたら、静かに通話を終了します。無反応な状態が数分続けば、相手が眠りについた合図と考えて問題ありません。 - 事前に時間を決めておく
通話を始める前に「○時になったら切ろうね」と約束しておくと、お互いにストレスなく通話を終えられます。時間を決めておけば相手の予定にも配慮できます。 - 自分が限界だと感じた時
自分自身が眠くなった場合は、相手に一言「そろそろ寝るね」と伝えてから通話を終えるようにしましょう。無言で切るよりも、相手に安心感を与えます。
注意点として、相手が起きたときに不快に感じないよう配慮が必要です。
何も言わずに切ってしまうと誤解を招くことがあるため、終了前に一言挨拶を入れると良いでしょう。
寝落ちもちもち:起きたらカチカチ問題とは?
「起きたらカチカチ問題」とは、寝落ちもちもちをした後にスマホが熱を持ったり、画面がフリーズする現象を指します。
これは、通話を長時間続けたことによる機器への負担が原因です。
この問題が起きる理由には、主に以下の点が挙げられます。
- スマホの過熱
長時間の通話を行うとスマホのバッテリーやCPUに負荷がかかり、端末が過熱しやすくなります。特に充電しながらの通話は、発熱が起きやすいため注意が必要です。 - バッテリーの劣化
電源を入れたまま長時間通話をすると、バッテリーの消耗が激しくなり、寿命が短くなるリスクがあります。その結果、次回使用時に動作が遅くなったり、電源が突然切れることもあります。 - システムの不具合
アプリやシステムが長時間動き続けることで、フリーズや動作遅延が発生することがあります。これが「カチカチ」と言われる状態です。
対策としては、以下のポイントを意識しましょう。
- 通話前に十分にスマホを充電しておく
- 充電しながらの通話を避ける
- スマホを冷却しやすい場所に置く
- 必要に応じてマイクをオフにして負荷を軽減する
寝落ちもちもちを楽しむためにも、スマホの状態やバッテリー管理には注意が必要です。
寝落ちもちもち:にじさんじとフレンの関係
寝落ちもちもちが注目される理由の一つに、VTuberグループ「にじさんじ」と所属メンバーである「フレン・E・ルスタリオ」が関連しています。
フレンはYouTubeの配信活動を通して「寝落ちもちもち」という言葉を広めた人物の一人とされ、ファンの間で親しまれるきっかけを作りました。
VTuberとは、バーチャルアバターを使って配信やゲーム実況を行う活動者のことです。
にじさんじは、その中でも大手の事務所として知られ、多くの人気メンバーを抱えています。
フレン・E・ルスタリオはゲーム配信や雑談配信で人気があり、その活動の中で「寝落ちもちもち」に言及する場面がありました。
これによって、彼女のファンや配信視聴者を中心に言葉の知名度が一気に高まったのです。
フレンの言葉選びや独特の雰囲気が、寝落ちもちもちというネットスラングをより可愛らしく、共感しやすいものに変えたとも言えるでしょう。
寝落ちもちもちあっといち(寝落ちもちもち@1)とは?
「寝落ちもちもちあっといち(寝落ちもちもち@1)」とは、SNSやチャットで寝落ち通話をする相手を1人募集する際に使われる言葉です。
主に若者の間で使われるネットスラングで「@1(あっといち)」は「あと1人」という意味を持ちます。
SNSの投稿やチャットで「寝落ちもちもち@1」と書かれていれば「寝落ち通話を一緒にする相手を1人募集しています」という意味になります。
この表現は、通話を通じて誰かと寝落ちまでの時間を共有したいという心理が背景にあります。
オンラインゲームやSNSが盛んに使われるようになったことで、ネット上の友人や知人と気軽にコミュニケーションを取る機会が増えました。
その中で、「寝落ちもちもちあっといち」という募集フレーズが定着し、通話を通じた新しい交流の形が生まれたのです。
一方で、見ず知らずの相手との寝落ち通話は注意も必要です。
相手が信頼できる人であるか、プライバシーが守られるかを事前に確認しないと、トラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。
寝落ちもちもちは誰が言い出した?総括
記事のポイントをまとめます。
- 寝落ちもちもちは特定の人物が言い出した言葉ではない
- SNSやネット文化の中で自然発生的に広まった
- 「寝落ち」の語源はアマチュア無線やオンラインゲームに由来する
- 「寝落ち」とは何かをしている途中で眠りに落ちることを指す
- 「もちもち」は「もしもし」の可愛らしい変化形とされる
- 無料通話アプリの普及が寝落ち通話の広がりを後押しした
- 2010年代中頃にSkypeやLINEが若者の間で普及した
- 深夜の長時間通話文化から寝落ちもちもちが生まれた
- 否定派は寝息やいびきが聞こえることに不快感を示す
- 切るタイミングは相手が寝たことを確認してからが自然
- 寝落ちもちもちの対義語は「飛び起きる」や「覚醒状態」
- VTuberグループ「にじさんじ」のフレンが言及し話題になった
- 「寝落ちもちもち@1」は通話相手を1人募集する意味で使われる
- 寝落ち通話は関係性が親密な相手とのコミュニケーションに多い
- スマホの過熱やフリーズが「カチカチ問題」として懸念される