六本木はどの区に位置しているのでしょうか?
港区(みなとく)です。
六本木と聞くと、まさに東京の象徴のような場所を思い浮かべます。
テレビや雑誌で頻繁に目にするし、芸能界の話題にも上がることが多いですよね。
しかしながら、地方にお住まいの方々にとっては、その正確な位置がピンと来ないかもしれません。
そこで今回は
- 六本木はどの区にあるのか?
- 六本木という名前の由来は?
- 訪れるべき観光名所は?
これらの疑問に答えつつ、地図を使って詳しく解説していきます。
地理情報に詳しく雑学にも興味深い私が解説するので、この記事を読み終えれば、あなたも六本木に詳しくなること間違いなしです。
六本木の位置はどこ?
さっそくですが、六本木は港区に位置しています。
ここでは、東京都23区の中で港区がどの位置にあるのかを地図で確認してみましょう。
東京湾に面しているため「港」という名がついています。
面積で見ると、港区は中規模の広さを持っています。
六本木の具体的な位置
次に、GoogleMapを使って港区内の六本木がどこにあるかを見てみましょう。
赤い枠で示されたエリアが六本木です。
港区内でも特に中心的な位置にあります。
地図上では、名前を聞いたことがあるような有名なスポットがいくつも見られます。
正確には、六本木は東京都港区六本木という住所です。
六本木は一丁目から七丁目までの範囲があります。
鉄道駅では次の2つがあります。
- 東京メトロ日比谷線の六本木駅
- 東京メトロ南北線の六本木一丁目駅
人口は約1万3千人と思ったよりも少なめです。
六本木の名称の起源
六本木という独特の地名には、主に二つの起源説が存在します。
- 松の木が六本存在したことに由来する
- 「木」を含む名前を持つ大名の屋敷が6軒あったことから
しかし、これらの説の真偽を現代において確かめる方法は残されていません。
松の木が6本存在したことに由来する説
江戸時代、この地には「六方庵」と呼ばれる大規模な邸宅が存在していました。
その庭園には、特別に6本の松の木が植えられていたとされます。
「六方庵」という名称から、意図的に6本の木が選ばれた可能性があります。
この事から、六本木という地名が生まれたとされる説があります。
「木」を含む名前を持つ大名の屋敷が六軒あったことからの説
江戸時代、この地域には特定の六軒の大名屋敷がありました。
これらは、大名が定期的に江戸と領地を往復する「参勤交代」制度の下で建てられたものです。
これら大名の名前は以下の通りです。
- 上杉
- 朽木(くつき)
- 青木
- 片桐
- 高木
- 一柳
これらすべての名前が「木」に関連していることから6本の木、すなわち六本木という地名が誕生したという説も納得がいくものとして受け入れられています。
六本木の見どころ
六本木には見逃せない観光スポットがいくつかありますが、特におすすめの2箇所をご紹介します。
これらはメディアで頻繁に取り上げられる名所で、六本木の魅力を象徴しています。
六本木ヒルズ
住所:〒106-6108 東京都港区六本木6丁目10-1
六本木ヒルズは2003年にオープンした大規模な複合施設です。
かつてライブドアの本拠地としても知られていました。
現在ではオフィススペースのみならず、訪れる多くの人々に楽しまれるショッピングモールとしての顔も持っています。
注目の施設としては、以下のような場所があります。
- テレビ朝日の本社
- TOHOシネマズ(映画館)
- グランドハイアット東京(ホテル)
さらに、展望台や美術館も併設されており、多角的な楽しみ方ができるスポットとして人気です。
国立新美術館
六本木には数多くの美術館がありますが、中でも国立新美術館は特に訪れる価値がある場所の一つです。
住所:〒106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2
この美術館は国立で5番目に開設された施設で2007年の開館以来、そのモダンな建築デザインで多くの訪問者を魅了しています。
建物の外観だけでなく、内部に展示されている作品も見どころの一つです。
まとめ|六本木探索を始めよう
六本木は東京港区に位置し、その名前の由来には複数の説があります。
松の木が六本立つことから名付けられた説と、木を冠する名前の大名屋敷が六軒あったことから来ている説が代表的です。
六本木には六本木ヒルズや国立新美術館など、訪れる価値のある多くの観光スポットがあります。
六本木ヒルズはショッピング、食事、エンターテイメントを楽しむことができ、国立新美術館ではモダンな建築と芸術作品を鑑賞できます。
六本木の魅力を存分に体験するために、これらのスポットを訪れてみてください。