【福島方言】会津地方の可愛いフレーズ特集|意味と使い方を紹介!

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【福島方言】会津地方の可愛いフレーズ特集|意味と使い方を紹介!

福島県会津地方は、歴史や自然の豊かさだけでなく、耳に優しい方言が特徴的です。その中でも日常的に使われるかわいい福島方言は、多くの人に親しみを与えています。本記事では、「福島方言 会津 かわいい」というキーワードで検索する方に向けて、日常会話で使えるフレーズやその意味をわかりやすく紹介します。

方言の背後にある文化や背景にも触れながら、会津地方ならではの魅力をたっぷりお届けします。福島方言を使ってみたい、またはその魅力を知りたいと考えている方にぴったりの内容です。

目次

会津地方の可愛い福島方言を紹介!

福島県の会津地方には、耳に優しくどこか温かみを感じる方言が数多く存在します。その中でも「かわいい」と評判の福島方言は、日常会話での親しみやすさが特徴的です。

「あ行」可愛いフレーズ

  1. あがっこ
    意味: 赤ん坊、赤ちゃん。
    使い方: 「赤ちゃん」という意味で、地元の人々が親しみを込めて使う言葉です。
    例文: 「ほれ、あがっこ泣いでんでねぇがよ」
    → (ほら、赤ちゃんが泣いてるんじゃない?)
  2. あがっせい
    意味: 「お食べなさい」「召し上がってください」という丁寧な表現。
    使い方: 誰かに食べ物を勧める際に、優しく言う場面で使います。
    例文: 「これ、あがっせい」
    → (これ、召し上がってください。)
  3. あめっこ
    意味: 「飴」。
    使い方: 子どもたちに飴を渡すときや、甘いものの話題でよく使われる言葉。
    例文: 「ほら、あめっこなめてけ」
    → (ほら、飴をなめていきなさい。)
  4. あねこ
    意味: 若い女子、娘。
    使い方: 若い女性や娘を可愛らしく表現する時に用います。
    例文: 「いいあねこだな」
    → (素敵な娘さんだね。)
  5. あったけえ
    意味: 「暖かい」。
    使い方: 温かいものを触ったり、感じたりしたときに使います。温かい気持ちを表現するのにも適しています。
    例文: 「お湯はあったけえなぁ」
    → (お湯は暖かいなぁ。)
  6. あいはい
    意味: 返事。「はい」という意味の親しみを込めた表現。
    使い方: 親しい人同士の会話や、気軽な返事として使われます。
    例文: 「湯さ入れよ」「あいはい」
    → (お湯を入れなさい。「はい」)
  7. あおのげ
    意味: 仰向け。
    使い方: 誰かに寝かせるときや、楽な姿勢を勧める際に使います。
    例文: 「鼻血出だからあおのげに寝せどけ」
    → (鼻血が出たから仰向けに寝かせておきなさい。)

「か行」可愛いフレーズ

  1. かれっぽ
    意味: 枯葉。
    使い方: 落ち葉や枯れ葉を表現する言葉。秋らしい情景で使われます。
    例文: 「かれっぽ拾って来い」
    → (枯葉を拾ってきて。)
  2. かっこわり
    意味: 恥ずかしい。
    使い方: 自分や誰かが恥ずかしい思いをしたときに使う表現。
    例文: 「本家さ行くのはかっこわり」
    → (本家に行くのは恥ずかしいな。)
  3. かなっくーり
    意味: 氷柱(つらら)。
    使い方: 冬に見られるつららを指すときに使います。
    例文: 「かなっくーりさがったあ」
    → (つららが下がっているね。)

「さ行」可愛いフレーズ

  1. さいさい
    意味: たびたび。
    使い方: 頻繁に何かをする際の表現。
    例文: 「さいさいご馳走になりなります」
    → (たびたびご馳走になります。)
  2. さきおどでな
    意味: 一昨昨日(さきおととい)。
    使い方: 三日前を指す表現。
    例文: 「さきおどでな会ったベ」
    → (一昨昨日会ったよね。)
  3. さぎっぽ
    意味: 先端。
    使い方: 物の端や先端を指す際に使います。
    例文: 「柿の木のさぎっぽをもぎった」
    → (柿の木の先端をもぎった。)
  4. しゃがまんしょ
    意味: 座りなさい。
    使い方: 誰かに座るよう促すときの言葉。
    例文: 「こごさしゃがまんしょ」
    → (ここに座りなさい。)
  5. じぇに
    意味: 銭(お金)。
    使い方: 「お金」を指す方言。日常会話で使われます。
    例文: 「きょうはいいじぇに稼いだ」
    → (今日はいいお金を稼いだよ。)
  6. じんちゃ
    意味: おじいさん。
    使い方: 親しみを込めておじいさんを呼ぶ言葉。
    例文: 「じんちゃに聞いてみろ」
    → (おじいさんに聞いてみて。)
  7. じねーんと
    意味: 静かに、自然と。
    使い方: 穏やかに何かが進むときの表現。
    例文: 「それはじねーんと温めろ」
    → (それは自然と温めなさい。)

「た行」可愛いフレーズ

  1. たっこ
    意味: 木を切った跡。
    使い方: 木を切った後に残る切り株や跡地を指す言葉。
    例文: 「たっこに上って遊んでる」
    → (切り株に上って遊んでいる。)
  2. たんぼ
    意味: 主人、君。
    使い方: 親しみを込めて誰かを呼ぶ際に使う表現。
    例文: 「たんぼさん、居らかい?」
    → (君、いるかい?)
  3. たんまげる
    意味: 驚いた。
    使い方: びっくりしたときの表現。驚きを伝えます。
    例文: 「おおたんまげだもんだ」
    → (なんてびっくりだ。)
  4. たゆーさま
    意味: 神主さま。
    使い方: 敬意を込めて神主を指す表現。
    例文: 「あのたゆーさまもこさまだと」
    → (あの神主さまも婿さまだそうだ。)

「な行」可愛いフレーズ

  1. なこど
    意味: 仲間。
    使い方: 親しい仲間や友達を指す言葉。
    例文: 「なこどさま来たぞい」
    → (仲間が来たよ。)
  2. なじょ
    意味: どんな、どう。
    使い方: 状況や様子を尋ねる際に使います。
    例文: 「なじょな気持ちでいるんだべか」
    → (どんな気持ちでいるのかな?)
  3. なすろ
    意味: 苗代(田植え前の苗を育てる場所)。
    使い方: 農作業に関連した言葉で、田植え前の準備を指します。
    例文: 「なすろを見て来よ」
    → (苗代を見てきなさい。)
  4. なっし
    意味: そうだよ、あるいは確認の合図。
    使い方: 誰かの話を受け止める際や肯定するときに使う表現。
    例文: 「そうだなっし」
    → (そうだよね。)
  5. なめら
    意味: シマヘビ。
    使い方: 野生の蛇を指す際に用いる地域特有の表現。
    例文: 「なめらへびとも言う」
    → (シマヘビとも言うよ。)
  6. なめくじら
    意味: なめくじ。
    使い方: なめくじを指す際の言葉。
    例文: 「なめくじらに塩かけろ」
    → (なめくじに塩をかけなさい。)

「は行」可愛いフレーズ

  1. はっこー
    意味: 「早く来い」の意味。
    使い方: 急いで来るよう促す場面で使います。
    例文: 「雨が降ちからはっこーよう」
    → (雨が降るから早く来て。)
  2. はっつける
    意味: なぐる(叩く)。
    使い方: 冗談っぽく「叩くぞ」と言う場面で使いますが、軽いニュアンスです。
    例文: 「この野郎、はっつけるぞ」
    → (このやつめ、叩くぞ。)
  3. はらきりかんぺい
    意味: 腹切り勘平(小物入れの名前)。
    使い方: 小さな袋やケースを指す際に使われます。
    例文: 「はらきりかんぺい腹切って見せろ」
    → (小物入れを開けて見せて。)
  4. ばんちゃあ
    意味: お祖母さん。
    使い方: 親しみを込めてお祖母さんを呼ぶときに使います。
    例文: 「ばんちゃあ来たぞし」
    → (おばあさんが来たよ。)
  5. ばんげぇし
    意味: 夕方や夜に行うお返し。
    使い方: 夕方のお礼や何かを返す際に使います。
    例文: 「ばんげぇしやるぞ」
    → (夜にお返しをするよ。)

「ま行」可愛いフレーズ

  1. まっつぐ
    意味: 真っすぐ。
    使い方: 方向や性格を表現する際に使います。
    例文: 「まっつぐは拝殿だ」
    → (真っすぐ行けば拝殿だよ。)
  2. まるこい
    意味: 円い。
    使い方: 丸い形状のものを可愛らしく表現する際に使います。
    例文: 「まるこい石いっぱい拾った」
    → (丸い石をたくさん拾った。)
  3. まんまけぇ
    意味: 真ん丸。
    使い方: 特に真ん丸いものを強調して言うときに使います。
    例文: 「まんまけぇの月だなぁ」
    → (真ん丸な月だね。)
  4. めげぇー
    意味: 可愛い。
    使い方: 子どもや可愛いものを指すときに使います。
    例文: 「ほんとにめげぇー子だごだぁ」
    → (本当に可愛い子だよ。)
  5. みっさんしょ
    意味: 「ごらんなさい」の意味。
    使い方: 何かを見てもらいたいときに使う表現。
    例文: 「あの様子みっさんしょ」
    → (あの様子をご覧なさい。)
  6. まっちぇろ
    意味: 「待っておれ」の意味。
    使い方: 少し待って欲しいときに使います。
    例文: 「おまえしばらくまっちぇろ」
    → (お前、少し待っていろ。)

「や行」可愛いフレーズ

  1. やえん
    意味: 野猿、猿。
    使い方: 山で猿を見かけたときに使う言葉。
    例文: 「山奥にやえんが居る」
    → (山奥に猿がいるよ。)
  2. やんだ
    意味: 嫌だ。
    使い方: 強く拒否したいときに使う表現。
    例文: 「おらやんだ」
    → (私は嫌だ。)
  3. やっきゃあね
    意味: 役に立たない。
    使い方: 物や人が使い物にならないときに使います。
    例文: 「そだごとやっきゃあね」
    → (そんなこと役に立たない。)
  4. やっけぇ
    意味: 厄介。
    使い方: 面倒な物事や人を指す際に使う言葉。
    例文: 「どれどれ、やっけぇな奴だ」
    → (どれどれ、面倒くさいやつだ。)
  5. ゆっせ
    意味: 「ごめんね」の意味。
    使い方: 謝罪の場面で使う優しい表現。
    例文: 「わりがったらゆっせ」
    → (悪かったらごめんね。)
  6. よいやれや
    意味: 寄ってください。
    使い方: 家に来るよう促すときの言葉。
    例文: 「ほうれ、早くよいやれや」
    → (ほら、早く寄っていきなさいよ。)

「ら行」可愛いフレーズ

  1. らちくたねぇ
    意味: 乱雑だ。
    使い方: 部屋や物事が散らかっているときに使います。
    例文: 「らちくたねぇ部屋だなあ」
    → (散らかった部屋だなあ。)
  2. らじもなく
    意味: 非常に、多く。
    使い方: たくさんのものや量を表すときに使います。
    例文: 「らじもなくお金を使ったんだと」
    → (ものすごくお金を使ったんだって。)
  3. りっぱんな
    意味: 立派な。
    使い方: 褒めたり尊敬の気持ちを込めて使う表現。
    例文: 「ほんとにりっぱんな花嫁だこと」
    → (本当に立派な花嫁だね。)
  4. りんべ
    意味: 昨夜、夕べ。
    使い方: 前夜の出来事について話すときに使います。
    例文: 「りんべな着いた」
    → (昨夜、着いたよ。)
  5. るぇあさま
    意味: 雷。
    使い方: 雷が鳴ったときに使う表現。
    例文: 「るぇあさま鳴った」
    → (雷が鳴った。)
  6. ろっぺぇ
    意味: 六杯。
    使い方: 飲み物や食べ物の量を数えるときに使います。
    例文: 「飯ろっぺぇ食った」
    → (ご飯を六杯食べた。)

「わ行」可愛いフレーズ

  1. わっさ
    意味: いたずら。
    使い方: 子どもがいたずらをしているときや、ちょっとした遊び心を表現する際に使います。
    例文: 「子どものわっさもの買って来た」
    → (子どものいたずら用のものを買ってきた。)
  2. わっつぁげる
    意味: 割れる。
    使い方: 物が割れるときの表現。
    例文: 「氷がわっつぁげた」
    → (氷が割れた。)
  3. わにっこ
    意味: 恥ずかしがり屋。
    使い方: 恥ずかしがる人や子どもに対して使う可愛らしい表現。
    例文: 「こいつはわにっこで困りやす」
    → (この子は恥ずかしがり屋で困るね。)
  4. わりき
    意味: 薪。
    使い方: 薪を指す際に使う言葉。
    例文: 「わりきさっぱ持って来う」
    → (薪をさっさと持ってきなさい。)
  5. わーわ
    意味: 馬(幼児語)。
    使い方: 子どもが馬を指す際に使う可愛い表現。
    例文: 「あそこにわーわがいるよ」
    → (あそこに馬がいるよ。)

「ん行」可愛いフレーズ

  1. んごく
    意味: 動く。
    使い方: 物や人が動くことを指す方言。
    例文: 「あまり、んごくな」
    → (あまり動かないで。)
  2. んだ
    意味: そうだ。
    使い方: 同意や肯定の意味で使います。
    例文: 「んだったなぁ」
    → (そうだったね。)
  3. んのこ
    意味: 綿入れ(防寒着)。
    使い方: 防寒用の綿入れを指す際の表現。
    例文: 「んのこ出来たかい」
    → (綿入れができた?)
  4. んま
    意味: 馬。
    使い方: 馬を親しみを込めて指す言葉。
    例文: 「いいんまだべ」
    → (いい馬だね。)
  5. んまげろ
    意味: 物を開けろ、捨てろ。
    使い方: 物を開けることや捨てることを指示する表現。
    例文: 「ごみあそごさ、んまげろ」
    → (ゴミを外に捨てなさい。)

福島方言の魅力を再発見!会津地方の可愛い言葉たち

会津地方の福島方言には、地元の人々の温かさや文化が詰まった、思わず使いたくなるかわいい表現がたくさんあります。赤ちゃんを「あがっこ」と呼んだり「あがっせい」で優しく食事を勧めたりと、日常会話の中に独自の親しみやすさがあふれています。

本記事で紹介した言葉やフレーズを通じて、方言が持つ奥深さやその魅力に気づいていただけたでしょうか。ぜひ、福島方言を取り入れて、会津地方の文化や人々の温もりに触れてみてください。旅行先での交流や日常の会話で使うことで、方言を身近に感じる楽しさを体験できるはずです。

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